研究室紹介

研究室の歴史

九州大学 先導物質化学研究所 分子集積化学部門クラスター分子化学分野は、永島英夫教授、砂田祐輔助教、田原淳士助教が在籍し、有機金属化合物・ヘテロ元素化合物の特性を活かした新しい機能性クラスター分子の開拓をおこなっています。特に、そのクラスター分子触媒の開発は研究の柱です。この研究室は、大学院総合理工学府・物質理工学専攻・反応創造化学教育分野も同時に担当しており、大学院修士、博士課程学生を受入れて、講義、演習、実験を通じて教育研究にあたっています。

研究室の歴史は、前身の機能物質科学研究所に平成9年4月に永島が、8月に松原公紀助手が着任しました。その後、平成15年4月に松原助手が転出(福岡大学理学部)し、本山助手が着任しました。平成16年3月に本山助手が助教授(現:准教授)に昇任し、同年12月に砂田助手(現:助教)が着任し、平成24年8月本山准教授が転出(豊田工大工学部)し、平成25年4月には田原助教が着任しました。研究室作りを始めて10年を越え研究室のメンバーも20人ほどになり充実し,ますます活気ある研究室になっています。

大学院総合理工学研究科は平成12年度から、九州大学の研究院制度への全面的な移行により、研究組織としての大学院総合理工学研究院と大学院教育組織としての大学院総合理工学府にわけられました。その結果、総合理工学府は総合理工学研究院、機能物質科学研究所(現先導物質化学研究所)、応用力学研究所、および若干数の学外からの連携講座とで構成される大学院教育組織と位置付けられました。現在、その一研究室として、21世紀を担う若者の育成に全力をあげています。