6月28日(水)「電気化学的インターカレーション中の結晶構造変化オペランド解析」講師:折笠有基 先生

先導物質化学研究所 教職員各位

先導研非常勤講師、立命館大学生命科学部・准教授の折笠有基先生をお招きし特別講義を開催いたします。みなさまのご来聴をお待ち申し上げます。

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日 時 : 平成29年6月28日(水)13:00~14:30

会 場 : 筑紫地区E棟TV講義室E-101

講 師 : 折笠有基 先生(立命館大学生命科学部・准教授)

題 目 : 「電気化学的インターカレーション中の結晶構造変化オペランド解析」

講義の概要:
リチウムイオン電池における電極反応は、リチウムイオンの挿入脱離反応を伴い、電極組成と結晶構造が変化する。これまでの研究では、熱力学をベースに平衡状態における組成と結晶構造の関係を議論されてきた。しかしながら、実際の電池使用環境では充放電反応が繰り返されることから、リチウムイオンの挿入脱離反応が連続的に進行し、電極材料の結晶構造も非平衡状態にさらされる。そのため、電池材料の設計には、非平衡状態における結晶構造変化を知ることも重要である。
本講義では、電気化学反応・熱力学・相図・結晶構造をキーワードとして、リチウムイオン電池における電極結晶構造変化の概要を解説する。さらに、充放電反応中の構造解析を可能にするオペランド計測の方法を紹介した後に、実際の研究例について解説する。最後に、これらの情報を用いた高性能材料設計について述べる。

 

 

連絡先
先導物質化学研究所 先端素子材料部門
岡田重人
電話:93-7841

Posted:2017/06/23.