永島教授 アルケンのヒドロシリル化用鉄・コバルト触媒の開発に成功 工業的にシリコーン製造に用いられている白金触媒を汎用金属で代替、資源問題に貢献

永島 英夫 教授の研究チームは、工業的なシリコーン製造の鍵反応とされる、アルケンのヒドロシリル化反応に活性を持つ、貴金属を含まない新触媒の開発に成功しました。従来用いられている稀少資源で高価な白金触媒を、安価な非貴金属触媒で代替する、「元素代替」を実現した研究成果です。この研究成果を受けて平成28年2月より1年間、九州大学と信越化学工業株式会社は産学共同で本触媒の本格的な実用化検討に入ります。
本成果は、アメリカ化学会誌「Journal of the American Chemical Society」の「JACS Spotlights」で、注目される論文としてオンライン速報版に掲載され、近日中に正式掲載されます。
本研究は、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CREST)「元素戦略を基軸とする物質・材料の革新的機能の創出」研究領域(研究総括:玉尾 皓平(理化学研究所 研究顧問・グローバル研究クラスタ長))における研究課題「有機合成用鉄触媒の高機能化」(研究代表者:永島 英夫 教授)による支援を受けて実施しました。

 

くわしくは科学技術振興機構(JST)との共同発表または九州大学のPRESS RELEASE(2016/02/16)をご覧ください。
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20160216-3/
◆プレスリリースの詳細(全文)はこちら
PRESS RELEASE(2016/02/16)

Posted:2016/02/18.