EVENTS 講演会

1月26日(月)「DNA二重らせん担持ナノ粒子のコロイド特性とバイオセンシングへの応用」講師:前田 瑞夫 先生

先導研教職員各位

今年度先導研客員教授 前田瑞夫 先生の講演会を実施しますのでご案内いたします。前田先生は新学術領域研究(領域提案型)「ソフトインターフェースの分子科学」(平成20~24年度)の領域代表者を務められました。本講演会ではその成果の一端もお聞かせ頂けるものと思います。皆様振るってご来聴のほどお願いいたします。
なお講演会終了後、博多近辺で懇親会の席を設けたいと考えております。ご希望者は狩野までご一報ください。

 

講 師 : 前田 瑞夫 先生
      (独立行政法人理化学研究所 前田バイオ工学研究室 主任研究員)
      (東京大学大学院新領域創成研究科物質系専攻 物質科学連携講座・教授)
演 題 : 「DNA二重らせん担持ナノ粒子のコロイド特性とバイオセンシングへの応用」
日 時 : 2015年1月26日(月曜日)16:30~18:00
場 所 : 九州大学筑紫キャンパス 南棟112講義室

講演要旨
近年、生体成分のラベル化を目的としてナノ粒子が広く用いられる。すなわち、金ナノ粒子や量子ドットのようなナノサイズに特有の光学的性質が利用されている。もうひとつ重要な点はナノサイズの粒子がもつ大きな比表面積であり、多数の生体分子が固定されることにより高感度化が達成される。しかしナノ粒子に生体成分を固定する意義はこれらにとどまらない。それぞれの機能の単純な足し算では予測できない特異な性質が現れることがある。本講演ではナノ粒子の表面にDNA鎖を密に固定化したときに現れる新奇な物性について解説し、その新しい機能について紹介する。

 

連絡先 狩野有宏
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九州大学先導物質化学研究所(筑紫キャンパス)
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先導物質化学研究所南棟 313号室
092-583-7875, 7803 (秘書, FAX), 7801, 7805 (実験室)