先端科学技術創造交流会「有機表示材料特別研究会」主催:先導物質化学研究所  共催:(財)生産科学研究奨励会

先端科学技術創造交流会「有機表示材料特別研究会」

九州大学先導物質化学研究所では、産学連携交流活動の一環として、これまでに7回の先端科学技術創造交流会を開催しました。今回、(財)生産科学研究奨励会と共催して、テーマ別の特別研究会のひとつとして、有機表示材料開発に関する研究交流会を新たに開催します。この分野の研究に興味をお持ちの方々は研究会と懇親会に奮ってご参加下さい。

日時:6月25日(金)午後2-5時
場所:九州大学筑紫キャンパス産学連携センター(KASTEC)2F会議室
アクセスマップ http://www.astec.kyushu-u.ac.jp/html/accessmap/accessmap.html

講演1 「燐光発光を利用した有機LED素子」
講師  坪山 明(キヤノン(株)ディスプレイ開発本部)

1998 年にBaldoらが発表したりん光発光を利用した有機LED素子は、従来の蛍光材料を用いた素子の限界を超える発光効率を実現し注目を浴びた。今回は、りん光発光をベースとした有機LED素子の発光メカニズム、素子構造、発光材料に関して概説する。また、我々の開発した新規な燐光発光性イリジウム錯体を用いて高効率の赤色発光素子を開発したので紹介する。

講演2 「有機EL材料の開発:高効率化と長寿命化の現状と課題」
講師  佐藤佳晴(MCRC(株)光電材料研究所)

有機EL素子の性能は、有機材料の開発に大きく依存する。素子の発光効率と駆動寿命は今後の応用展開を考える上で重要課題であるが、現状と今後の開発動向について紹介する。効率に関してはリン光材料について報告し、長寿命化に対しては劣化機構と素子構造の最適化について説明する。材料開発の今後のロードマップについても考えてみたい。

(5時から学内レストランぞんねで懇親会を開催します。参加費1000円)

先導物質化学研究所「有機表示材料特別研究会」
世話人:又賀 駿太郎、森 章、新名主 輝男、園田 高明

Posted:2004/06/25.