6月12日(木)「シワと液晶欠陥構造」講師:大園 拓哉 先生

各位

産総研の大園拓哉先生をお迎えし、リンクルと液晶に関してご講演いただきます。
奮ってご参加ください。

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九州大学先導物質化学研究所講演会

 題 目 : 「シワと液晶欠陥構造」
 講 師 : 大園 拓哉(産業技術総合研究所 ナノシステム研究部門)
 日 時 : 2014年6月12日(木)15:00~16:30
 会 場 : 九大筑紫地区 先導研中央棟111室

概要:
やわらかい材料の表面に比較的硬い膜が密着している場合、外部から与える圧縮ひずみによって、表面が座屈し、結果としてシワ(リンクル、wrinkle)ができる現象は、動物の皮膚などにもよく見られ、メカニカルに自己組織化した表面凹凸構造といえる。この構造の特徴は、その凹凸周期がほぼ一定であることと、外部印加ひずみを変えることで動的に構造変化できる点である[PRB 2004]。そのため、この凹凸界面は、物体や光と特徴的に作用し、その作用は凹凸構造変化によって変調できる。例えば、幾何光学的な応用では、調節可能な光拡散板[Adv. Opt. Mater. 2013]として利用できたり、固体接触の観点では、摩擦力が凹凸構造状態で可変できたり[ACS Appl. Mater. Interface 2014]、液体であれば、凹凸構造に応じてその溝における液体の毛管力をon-off制御でき、微細ポンプとしても利用が考えられる[Soft Matter 2007]。本講演では、その液体として液晶を用いることで、新奇な境界条件下での液晶内部配向構造(周期的欠陥構造)とその応用可能性について概説したい[Ekisho 2014]。
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連絡先
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菊 池  裕 嗣 (Hirotsugu Kikuchi)
〒816-8580
福岡県春日市春日公園6−1
九州大学先導物質化学研究所
融合材料部門
Tel/Fax: 092-583-7797

Posted:2014/06/09.