1月23日(金)「紙と鉛筆の分子軌道法から新しい分子を設計する:π巨大分子の設計と合成」講師:杉浦健一 先生

先導物質化学研究所
先生方 各位

このたび本年度の先導研非常勤講師 杉浦健一 先生(首都大学東京理工学研究科 教授)の講演会を箱崎地区にて開催いたします。

杉浦先生は巨大π電子系化合物の合成とそれを単分子レベルで観察する先駆け的な研究や機能性材料のポルフィリンのπ電子系の拡張を最初に報告されその後多くの機能性物質を開発されています。今回は研究の基盤となる巨大なπ電子系の設計手法とその合成についてご講演いただくことになりました。お忙しいなか恐縮ではありますが、ご来聴いただきますようお願い申し上げます。講演会案内PDFファイルへ

 講 師 : 杉浦健一 先生(首都大学東京理工学研究科 教授)
 日 時 : 1月23日(金曜日)15:00~16:30
 場 所 : 九州大学箱崎地区 理学部2号館化学第2講義室(2355室)
 演 題 : 「紙と鉛筆の分子軌道法から新しい分子を設計する:π巨大分子の設計と合成」

講演概要:近年、パソコンの処理速度の向上とプログラムの容易な操作性により、合成化学者も分子軌道計算を研究に取り入れることが多くなった。私たち合成化学者たちにとって、ある程度のブラックボックス化はやむを得ないが、合成化学の観点から必要とされる「ツボ」を押えておくことは、得られた計算結果の解釈のためにも必要不可欠である。本講演では、水素原子から水素分子の分子軌道が組み立てられることから出発し、紙と鉛筆だけでより複雑な分子の分子軌道を組み立てていく手法を紹介する。さらに、そのようにして設計を行った分子の性質を、分子軌道の立場から解釈を行う。

 

連絡先:
新名主 輝男(内線2720)
五島 健太(内線4350)

Posted:2015/01/15.