2月23日(火)「液晶の不思議な世界 ‐最近の話題から‐」講師:竹添秀男 先生

先導研各位

 

 先導研・光利用プロジェクト主催により。下記講演会を開催します。
 東工大・竹添秀男先生は液晶物性の世界的権威で、アキラル分子で強誘電性を示す液晶を初めて発見するなど多くの成果を挙げられています。今回、九州ご訪問の機に講演会を企画いたしました。奮ってご参加下さい。

 
 *******  東工大・竹添秀男先生講演会   *******
   「液晶の不思議な世界 ‐最近の話題から‐」

 東京工業大学大学院理工学研究科・教授 竹添秀男先生
 主 催:九州大学先導物質化学研究所・光利用プロジェクト

 日 時:2010年2月23日(火)午前10:00~

 場 所:九州大学筑紫地区先導物質化学研究所中央棟111室

 

要 旨: 液晶の流動性と異方性を用いた電気光学効果はフラットパネルディスプレイにはなくてはならない重要な性質であるがまだまだ面白い現象が 発見されつつある。本講演では(1)アンカリング転移と(2)アキラル分子の自然分掌について我々の最近の研究を紹介する。

(1) アンカリング転移:全フッ素化高分子膜上である種の液晶が温度降下によって水平配向から垂直配向へと不連続に変化する現象を見出した(PRE79 (2009) 060701(R))。この現象の大きな温度ヒステリシスを用いて双安定デバイスを作製した(APL 95 (2009)  063505)。

(2) アキラル分子の自然分掌:バナナ型液晶のいくつかの相でアキラル分子の自然分掌が生じることはすでに多くの報告がある。我々 はアキラルな棒状分子(JACS 131(2009) 15055)や円盤状分子 (Angew. Chem. 49 (2010)445)でも自然分掌が生じることを明らかにした。

 

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  菊 池  裕 嗣 (Hirotsugu Kikuchi)
        〒816-8580 福岡県春日市春日公園6-1
              九州大学先導物質化学研究所 
              融合材料部門 Tel/Fax: 092-583-7797

Posted:2010/02/19.