講演会 「分子配向制御を目指したジアセチレン架橋TTF誘導体の合成と性質」講師 迫 克也 先生  「アザカリックスアレーンの合成と性質」講師 武村 裕之 先生

先導物質化学研究所講演会

日 時 : 平成18年3月16日(木)午前10:00-12:00

場 所 : 化学第3講義室(理学部2号館2F2273室)

講師:迫 克也 先生 (午前10時から)
名古屋工業大学システムマネジント工学科・助教授
先導物質化学研究所非常勤講師

講演題目:「分子配向制御を目指したジアセチレン架橋TTF誘導体の合成と性質」

講演要旨:Ferraris, CowanらによるTTF‐TCNQ電荷移動錯体の金属的性質の発見、また、白川らによるポリアセチレンフィルムの合成、及び同フィルムがドーピングによって高い導電性を示すことの発見などにより、有機電導体の研究が、広く行われるようになった。本研究においては、今後ますます注目される分子素子等への応用を目指し、これまでTTF‐TCNQ分子性導体の開発において、経験的に見出された設計指針等を考慮した、分子配向を制御した導電性材料の設計を行った。

講師:武村 裕之 先生 (午前11時から)
九州大学高等教育総合開発研究センター・助手
大学院理学研究院有機化学系物性有機化学研究室
先導物質化学研究所非常勤講師

講演題目:「アザカリックスアレーンの合成と性質」

講演要旨:カリックスアレーンの環構造にアザメチレン基を導入したホモアザカリックスアレーンは環構造本体の水酸基や芳香環上の置換基だけでなく窒素原子上にもいろいろな置換基が導入できる。本講演では母体構造であるカリックスアレーンの出自からアザカリックスアレーンにいたるまで、そしてアザカリックスアレーンならではの性質と合成法、将来の発展性について概説する。
連絡先:新名主 輝男 先導物質化学研究所箱崎地区・理学部2号館6階2602号室
TEL: 092-642-2716
shinmyo@ms.ifoc.kyushu-u.ac.jp

Posted:2006/03/16.