6月2日(木)「リチウムイオン電池の現状と将来:安全性の問題と全固体電池」講師:河村純一先生

先導物質化学研究所 各位 

 今年度4月〜6月末までの間、先導研客員教授をお願いしております東北大学多元物質科学研究所前所長、河村純一先生による特別講義を下記の要領で開催いたします。院生にも判りやすい講義をお願いしておりますが、ご興味のある先生方も是非ご参加ください。ちなみに河村先生には、6月27日(月)にも別のトピックス(NMR等)にて、より専門性の高いご講演をお願いしております。こちらは日が迫りましたら改めてご案内差し上げます。
合わせて、皆様のご来聴をお待ちしています。

           記

     先導研客員教授 河村純一先生講演会のご案内
 
 講 師 : 河村純一先生  (東北大学多元物質科学研究所・教授)
 演 題 : 「リチウムイオン電池の現状と将来:安全性の問題と全固体電池」
 日 時 : 平成28年6月2日(木)13:30-15:00
 場 所 : 筑紫地区・先導物質化学研究所南棟111演習室
 
講義内容
 リチウムイオン電池は、スマホやパソコンなどのIT機器から、プラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)、更には自然エネルギーの平準化やスマートシティ用の大規模蓄電設備まで、幅広く活用されている。しかしながら、依然として安全性や長期劣化の問題を抱えている。その根本的な解決には、LIB特有の4Vを越える高電圧下での材料の物理的理解が重要となる。 
 本講演では、近年理解が進んできたリチウム電池のバンドアラインメント的視点から、①現在用いられている液系電解液を用いたリチウムイオン電池における、電極・電解液界面でのSEI(固体電解質界面)の役割と、②究極の安全性が期待され、5ボルト以上の高電圧動作も可能な、全固体リチウムイオン電池について解説する。
 
 
 連絡先
  先導物質化学研究所 先端素子材料部門
   岡田重人 電話:93-7841
Posted:2016/05/30.