第5回先端機器研究会セミナー
「固体NMRの基礎と展望 有機系材料から無機系材料まで」
新日本製鐵株式会社 先端技術研究所
齋藤 公児 氏
日時 2005年5月18日(水)15時より
場所 春日地区、先導研南棟112号室
齋藤氏は企業の研究所に所属しながら、“NMR(核磁気共鳴)は非常に多様性のある手法で、未だ発展途上と
いっても良い。”“材料の多くは解析に好都合に核スピンを保有しており、それらは幸運なことにほとんどがNMR測定の
対象となる。”(2003年日本電子(株)ユーザーズミーティング資料より)という視点から、NMRを広範囲の材料解析に
適用し、企業における材料開発に大きく貢献しておられます。
今回は、NMRの固体材料への応用を目指して、CP/MAS、MQMAS、イメージングを含む固体多核NMR他、超極偏Xe
を用いた方法等幅広い手法用いたプロセスや材料分析について講演戴きます。先導物質化学研究所は、斎藤氏と
固体多核NMRを用いて活性炭のキャラクタリゼーション、キャパシタの作用、機能解析を教示してもらっています。
今回は固体NMRを基礎からお話いただけるということですので、教職員の方はもちろん、学生の方々にも、
ご参加いただけますようお願い申し上げます。
問い合わせ先
産学連携センター教授 持田 勲
先導物質化学研究所 研究支援センター
技術員 出田(いでた)圭子
内線 (春日93-)8898 or 7556
email keiko@cm.kyushu-u.ac.jp