EVENTS 講演会

9月26日 (月)「高塩濃度下で安定したコロイド系 – 特定のイオン効果の理解と予測に関する最近の進捗」講師 Vincent Craig 教授

先導研の先生方

来週月曜9月26日にオーストラリア国立大学のVince Craig教授がコロイド界面討論会での招待講演の帰路途中に九大を来訪され、午後14:00から以下の講演をされます。

実際にオーストラリアで実施されている大学院学生対象の自己啓発ワークショップもご紹介いただくので開催は伊都キャンパスで対面ですが、筑紫も含めてご案内させて頂きます。ぜひ研究室の学生さんにご紹介ください。
教員の参加も大歓迎です!

玉田@先導研

開催日時

  • 2022年9月26日(月)

    14:00 ~ 15:30

講演会内容

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九州大学 先導物質化学研究所 講演会   20220926_Vince Craig IMCE Lecture2

「高塩濃度下で安定したコロイド系 – 特定のイオン効果の理解と予測に関する最近の進捗」

講  師   Vincent Craig 教授(オーストラリア国立大学 物質物理学部)

開催日時  2022年9月26日 (月) 午後14:00〜15:30

開催場所  伊都キャンパス IMI オーディトリアム (W1号館D棟413室)

要  旨  表面力の測定により、高電解質濃度(> 0.5 M)でのこれまで知られていなかった静電減衰長の増加が明らかになってきた。これらは、電解質や高塩濃度でのコロイドおよびソフトマターの特性に大きな影響を与えるもので、これまで不安定であると予想されてきたこれらのシステムが、実は安定に存在できることを示唆している。
本講演会では、前半にこれらコロイド分野における最新のデータを紹介を、そして後半に現在オーストラリア国立大学で実施されている学生参加型の自己啓発ワークショップを開催いただく。
14:00- 研究紹介 Q&Aを経て 学生参加型ワークショップ(教員のご参加も歓迎します)

講師紹介 : Vince Craig 教授は、ANU で博士号取得後、米国カリフォルニア大学Davis校 と 豪州Newcastle 大学でポスドクを経験し、ANU着任後はARC ポスドク フェローシップ (1998-2001)、ARC リサーチ フェローシップ (2001-2006)、ARC フューチャー フェローシップ (2008-2013) 等を獲得、応用数学科元学科長等の重要な役職を歴任している。ナノバブル、準静的および動的表面力測定、界面活性剤とポリマーの界面吸着、水系および非水系における特定のイオン効果、電解質溶液における気泡合体等を専門とする。
コロイド界面関係研究者、若手研究者、学生の皆さんの参加をお待ちしています!

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お問い合わせ先

問い合わせ先 先導物質化学研究所 玉田薫(tamada@ms.ifoc.kyushu-u.ac.jp)